【体験談】ADHDの僕がおすすめするサプリメント3種類をご紹介。効果や使ってみた感想

どーも、ミシマオコゼです。

「何をしててもなかなか集中できない」「長時間じっとしていられない」「部屋を片付けられない」「時間を守れない」

こんなことに悩んでいませんか?

こういった症状はADHD(多動性注意欠陥障害)にみられるもので、ひどい場合は生活に支障をきたすこともあります。

僕自身、程度は軽いもののADHDの傾向があり、困難を抱えて生活しています。

また、「ADHDかもしれないけど病院に行って診断を受けるのは嫌だ」という人もいるのではないでしょうか?

僕は一時期「ストラテラ」という薬を飲んでいましたが、どうにも相性がよくなかったので現在は飲むのをやめています。

薬だと通院するのも面倒だったのもあり、サプリメントのほうがいいのではないかと思って、これまでいくつかのサプリを試してきました。

今回は、ADHDの症状の改善に効果が期待できるといわれているおすすめのサプリメントご紹介します。

Contents

僕のADHDの症状

ADHDといっても、症状の現れ方は人によって違います。

僕の場合は「長時間集中できない」「記憶力が低い」といった症状があります。

「独特な人」だとか「変人」だとか言われることがよくありましたが、学生の間は自分は個性的な人間なだけだろうと思っていました。

本格的におかしいことに気づいたのは社会人になってからでした。朝早く起きることはできたのですが、とにかく仕事を覚えられないことと、コミュニケーションがうまくとれないことに悩みました。

これまで何度か転職をしてきて、1社目は仕事が少なかったのでなんとか対応できていましたが、2社目では全く仕事についていけず、お荷物扱いされていたのが辛かったですね。

最近では経験によってリカバリーできるようになりましたが、それでも全く苦労がなくなったわけではありません。

それぞれ、どのように困ったかご説明します。

長時間集中できない

じっとしていることが嫌いで、1時間以上同じことを続けるのが困難だったり、飽きやすくてひとつのことに長時間集中できないので、成果を出すために時間がかかったりします。

夏休みの宿題なんかはほぼ確実にやらないタイプでしたね。

さらに、興味のないことだと最初から集中できないので、学校の授業も大変でした。反対に、興味のある教科だと集中できるので、テストの点数もよかったです。

集中力にムラがあるうえに、たまに集中できたとしてもコントロールできないのでパフォーマンスにバラツキが出てしまいます。

勉強や仕事でも、ものすごくできるときと全くできないときの差が大きすぎて、人の期待を裏切ることも多いのが辛いところですね。

記憶力が低い

記憶力があまりよくなく、特に瞬間的な記憶が苦手です。そのため、話の流れが途中でわからなくなったり、同じことを何回も聞き返してしまったりということがよくあります。

少し専門的な言葉を使うと、「ワーキングメモリ」が低いと言われる状態ですね。

発達障害の中でも特にADHDに多く見られる特徴で、ワーキングメモリが低いことで「物をなくす」「忘れ物が多い」「すぐにやらなければならないことを忘れてしまって別のことをやっていた」なんてことが起こります。

僕の場合は、忘れ物はしないものの、人の話を長時間聞くことが苦手だったり、仕事の指示などを忘れてしまうため、何度も聞き返してしまったり、確認を怠ってミスしてしまったりすることがあります。

学校の授業なんかだと、板書するときに何度も顔を上げてみないと書き取れないので苦労しました。

最近ではメモするときはゆっくり書いて、聞き漏らしがあれば確認するようにしてなんとか対処しています。

病院で処方された「ストラテラ」を使ってみて

ADHDの代表的な治療薬といえば「ストラテラ」「コンサータ」などが有名です。

僕は一時期メンタルクリニックに通っており、その際はストラテラを処方されていました。

以下が、実際にストラテラを飲んでみた僕の体感です。

・多動は抑えられた
・頭がボーッとする
・飲まないと不安になる

全く効果がないわけではありませんが、当時悩んでいた「仕事のミスが多い」という悩みの改善には至りませんでした。

確かに、多動が抑えられてじっとしていられないことは減りましたが、飲んでいる間はずっと頭がボーッとしてしまい、思考力の低下を感じていました。

あとは、薬を飲んでいないと「またミスをするのではないか」と不安になってしまって、飲み忘れてしまった日は激しい焦りに襲われるようになってしまいました。今思えば依存していたのだと思います。

また、個人差はありますが、ADHD傾向が強い人には「ストラテラよりもコンサータのほうがよく効く」と感じる場合が多いようです。

しかし、2019年12月1日からコンサータの処方は登録制になってしまい、登録を受けた医師と薬局を通してしか受け取れなくなってしまいました。

ただでさえ検査や通院などの手間があるのに、処方のハードルも上がってしまったのが現状です。

僕が実際に使ってみたサプリメント3種類を紹介

ADHDの症状を解決できるかもしれないサプリメントは、いわゆる「スマートドラッグ」と呼ばれているものです。ドラッグといっても違法性のある薬ではなく、ちゃんと市販されているサプリメントです。

僕が使った経験のあるサプリメントもAmazonなどで普通に手に入るもので、そのなかでも「集中力」「記憶力」の2つの点に効果がありそうなものを探しました。

以下に挙げるが、実際に使ってみた3つのサプリメントです。

・L-チロシン
・DMAE
・ホスファチジルセリン

それぞれ説明していきますね。

集中力を高めやる気を出す「L-チロシン」

「L-チロシン」は、神経伝達物質の前駆体(材料のようなもの)であり、ノルアドレナリンやドーパミンを増加させると言われています。

僕が一番最初に試したサプリでもあり、最もよく使っているサプリでもあります。

実際に飲んでみた感覚としては、カフェインを摂取したときのような感じが最も近いです。

飲んでいる間は活動的な気分になり、集中力以外にも体力までブーストされているような感じがあります。一度集中し始めると、不眠不休で動き続けられるような感覚になるので、夜に飲むのは控えたほうがいいと思いました。

カフェインのように飲みすぎて動悸がしたり、数時間後に倦怠感に襲われたりということはありませんでした。ただし、毎日飲んでいると胸焼けのような感じでずっとムカムカとした不快感がありました。

チロシンは安全性が高いこともあり、個人的には一番おすすめできるサプリメントです。

・集中力が高まる
・やる気が出る
・体力がみなぎる
・胸がムカムカする
・多動には効果がない
・夜眠れなくなる

集中力と記憶力を高める「DMAE」

「DMAE」は、ジメチルアミノエタノールの略であり、神経伝達を助けるアセチルコリンの前駆体です。

アセチルコリンは脳の認知機能に関わる物質と言われており、集中力に関係すると考えられています。

飲んでみた感想としては、たしかに集中力は上がるような気がしましたが、ボーッとしてしまって周りが見えなくなってしまうような感じがしました。頭の中に溢れている雑念もなくなるような感覚もありましたが、その影響かアイデアが浮かばなくなるような感じもありましたね。

副作用みたいなものがあるとすると、集中しすぎて逆に危ないなあというところですかね。

余談ですが、DMAEは青魚に多く含まれておりお肌にいいらしいです。僕自身、飲み続けているおかげか、こころなしか肌に弾力があるような気がします。

・集中力が高まる
・思考がクリアになる
・肌がきれいになる
・多動が抑えられる
・クリエイティブな発想が浮かびにくくなる
・ボーッとする
・過集中になりやすくなる

記憶力を高める「ホスファチジルセリン」

「ホスファチジルセリン」は、記憶力に関わる物質といわれており、他にはストレス耐性を高めるとも言われているようです。

ADHDの症状のひとつであるワーキングメモリの低さがなんとかなるかもしれないと思って飲んでみましたが、記憶力がよくなったというよりは、ほんのすこし集中力が上がったような感じがしました。集中できた結果として記憶しやすくなったという感じですね。

チロシンやDMAEと比べるとはっきりとした効果は実感できないかもしれません。

・記憶力が高まる
・集中力が高まる
・ボーッとする
・眠くなる

まとめ

サプリメントはADHDの症状を解決してくれる可能性はありますが、実際のところは自分の体質に合ったものでなければ意味はないと思います。

一時的に良くなったような感じがしたとしても、結局は習慣づけや誰かにサポートしてもらうほうがよっぽど生活はしやすくなるというのが僕の考えです。

とはいえ、誰でも自分の身の回りの環境を整えられるとは限らないので、サプリメントに頼るのもひとつの手段でしょう。

「ADHD」や「ASD」といった「大人の発達障害」という言葉が聞かれるようになって久しいですが、世間ではまだまだ理解されていない部分も多いです。

学校や職場など、社会でも適切な支援が受けられる環境が整っているとは言い難いのが現状です。

セルフメディケーションなんて言葉もありますし、サプリメントを使うにしても自分で知識をつけて自分に合ったものを選ぶのが一番だと思います。

この記事が少しでも参考になれば幸いです。

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