印刷業界からの転職先としておすすめの業界・仕事について書いてみた。IT業界とか出版業界とかいろいろあるよ

どーも、あん肝ポン酢です。

今回は印刷会社で働くのはやべえぞって話です。

別に隠すことでもないんですけど、実は僕、去年までは印刷会社で働いてたんですよね。

職種としてはDTPオペレーターっていう、印刷データをアレしてアレする仕事をしてました。

新卒から退職するまでの6年間、印刷業界で働いてきましたが、「この業界やばいな」と思ったので、転職していまはIT業界で働いています。

まあ、いろいろあって辞めたんですが、最近ようやく心の整理ができたんで勤めていた当時を振り返ってみようと思ったわけです。

今まで勤めていて感じたこと、転職するにあたって考えたことなどをつらつら書いていきます。

これから印刷業界で働きたい人、いま印刷業界で働いている人のお役に立てば幸いです。

まずは、こんなやばい印刷会社と将来性がある印刷会社について書いていきます。

※あくまでも個人の感想なので、印刷業界に誇りをもっている人はここで引き返したほうがいいかもしれません。

やばい印刷会社、大丈夫な印刷会社

僕が働きはじめた当時から、電子化の影響で出版不況が叫ばれており、印刷業界も斜陽産業と呼ばれていました。

バブルの頃には13兆円あった市場規模も、今では3〜4兆円と言われており、もはや衰退の流れは止まらないでしょう。

実際に現場にいた身としても、やばそうな雰囲気(語彙力ェ)を肌で感じていました。

僕がいた会社はあのままだと近い将来経営が破綻するかもしれません。そう思ったから転職しようと思ったわけですが、じゃあ何がやばかったのって思いますよね?

ここから先は将来性がなさそうな印刷会社と、将来性がありそうな印刷会社について個人的な考えを書いていきます。

将来性のなさそうなやばい印刷会社

ここでは僕が考える将来性のなさそうな会社の特徴をいくつか挙げて、それぞれ解説していこうと思います。

印刷業界は斜陽産業とは言われているものの、印刷物自体はなくならないと思います。

確かに、情報媒体としての紙製品はなくなるかもしれません。ですが紙以外への印刷技術は進化し続けるでしょうし、本はいずれ伝統工芸品のような形で残るでしょう。

印刷物は残るとは言え、変化についていけない会社はどうあがいても生き残れないでしょうね。

ここで下記に将来性のない印刷会社の特徴をピックアップしてみましょう。

【将来性のない印刷会社の特徴】

  • 仕事量を増やして利益を出そうとする
  • 仕事の属人化が起きている
  • 残業しなきゃいけない雰囲気がある
  • 無駄な手続きが多い
  • 内輪ノリがめんどくさい

さて、将来性がなさそうな印刷会社の特徴を挙げてみました。この特徴に当てはまってる会社からは正直、一刻も早く脱出したほうがいいと思います。

次項からそれぞれ解説しますね。

仕事量を増やして利益を出そうとする

印刷業界は価格競争が激しく、基本的に薄利多売です。どの会社も単価が安いからその分、仕事を多くとってきて利益を出そうとしているところがほとんどです。

そのため、現場には常に仕事が溢れていて、定時で帰れることはほぼありません。

短期的に見れば利益を確保するために必要な戦略なのかもしれませんが、制作と製造の現場は疲弊する一方で右から左に仕事をさばく一方で、どんどん余裕がなくなっていきます。

現場の人たちがただの作業マシーンと化してしまうと、日々の仕事をこなすことに精一杯でソリューションもクリエイティブなアイデアも生まれなくなってしまいます。当然イノベーションなんかもありえません。

そんな会社は時代に合わせて変化できないまま潰れていくだけでしょうね。

仕事の属人化が起きている

「この仕事は俺にしかできない」とか「俺がいないと現場が回らなくなる」みたいなことを言ってる人っていませんか?

属人化というのは、その人にしかできない、他の人にはやりかたがわからない仕事が存在している状態です。

これの何がまずいかと言うと、一人が仕事を独占することで仕事の中身がブラックボックス化してしまうことです。

印刷会社は残業続きで病人だらけなので、一人が倒れるとおしまいです。誰もパンドラの箱を開けて災厄を撒き散らしたくないので、担当者が復活するまではその仕事は放置されます。もしくは、病床に伏している担当者に電話で聞きながら出社している他の社員が泣きながら作業します。

こんなん日頃から情報共有や仕事の手順をまとめておけば起きないことなんですが、価値観が古いところだと無駄に職人気質なのでおろそかにしがちです。

技術の習得は各人の責任だとしても、定型業務まで「見て盗め」みたいな事を言ってやりかたを他の人に教えないのははっきり言って甘えだと思うんですよね。属人化させてる本人も、それを許してる周りもさ。

残業しなきゃいけない雰囲気がある

印刷会社は基本的に毎日残業があります。僕の場合は病院に行きたいとか理由をつけなければ定時に帰れた試しがありません。

早く帰ろうものなら「あいついつも早く帰ってるよな」とか「あいつ仕事してないよな」みたいな陰口を叩かれたりするんですよ。

挙句の果てには「残業している人=仕事できる人」みたいな価値観ができあがります。

実際、僕はちょこちょこ早めに帰ってたので、あるとき「どうせ大して仕事してないでしょ?(笑)」と言われたことがあります。

これ、普通にモラハラなんですよね。慢性的に残業があると、ストレスでみんな攻撃的になって、現場のモラルは崩壊するのかなって思いました。

別に陰口叩かれるくらいならほっとけるんですけど、定時すぎるとお互いに早く帰らないように監視し合う雰囲気があって、ものすごく居心地が悪いんですよ。

まあ、僕はそんな雰囲気無視して帰るときはさっさと帰ってましたがw

とにかく、こうやってずるずると残業時間が伸びていって、みんな不健康になっていくんですよね。おかげで健康診断は毎年不健康自慢大会です。

無駄な手続きが多い

「この作業いらなくね?」

仕事していてそんな場面ありませんか?実際そう思ってしまう作業って、形骸化してしまっていて本当に意味がないことがほとんどです。

例えばメールでCCつけて誰とかさんと誰とか部長と誰とか課長とetc・・・みたいに、ただでさえメールのツール自体使いにくいのにいろいろくっつけないといけないやつ経験ないですか?

最近ならチャットツールひとつで解決しますよね。社外に送るメールならともかく、社内連絡でこれはあまりにも面倒くさい。一度送ったら訂正もできませんしね。

それとか、「〇〇確認書」みたいなハンコを押すためだけに存在している紙です。確認したことを残しておきたいならメールとかチャットツールでのやりとりで事足りるのに、はっきり言って紙とハンコのインクが無駄です。

こういったムダをそのままにしている会社は社員が疲弊するだけで、効率化とか夢のまた夢でしょうね。

内輪ノリがめんどくさい

古い体質で体育会系、人材に多様性がなくて同調圧力がひたすらめんどくさい。完全に私怨が入ってますが、印刷業界自体古いタイプの人が多いので、どの会社もこんなもんなんじゃないかと勝手に思っています。

同じノリを要求してくる連中、合う人にとってはいいでしょうが、合わない人には地獄です。価値観が古い人達はいいのかもしれませんが、若い人には面接の時にめんどくせえ雰囲気を察して避けられてしまう危険性がありますよね。

こういう会社には若い子は集まりません。だいたい同業者か価値観古めの人しか面接にも通りづらいです。

そのため、求人を出して若い人を募集しても、新しい価値観の人間は入ってこず、会社はどんどん老化していきます。

仕事で仲良くするのと、過度に干渉してくるのは別なので、同調圧力をかけてくる人たちは是非その姿勢を貫いて若い人が入りにくい会社にして将来会社ごと潰れていただきたいものです。

将来性があると思う印刷会社

印刷業界が斜陽産業と言われて久しいですが、それでも利益を伸ばし続けている企業があるのも事実です。

インターネットの普及やデバイスの進化によって、即時性や情報へのアクセスの容易さ、といった点で印刷物のメディアとしての優位性はなくなりました。

それでも、形状の自由度や電源を必要としない点は優秀です。また、AR(拡張現実)といった技術とのクロスメディアも可能です。工夫次第ではまだ有用なメディアであることには変わりありません。

とはいえ、変化していかなければこの先生き残れないのも事実でしょう。

大きく分けて「印刷を極める」か、「印刷以外に力を入れる」というのが、印刷会社が生き残っていく方法です。

客から仕事をもらうだけの姿勢の会社はどんどん潰れていくでしょうね。

ここで下記に将来性のある印刷会社の特徴をピックアップしてみましょう。

【将来性のある印刷会社の特徴】

  • ITツールの活用に積極的
  • 印刷物だけに頼っていない
  • 若い人が活躍してる
  • 専門性が高い

以下に将来性の有りそうな印刷会社の特徴をまとめました。この特徴に当てはまる会社はまだ大丈夫かもしれません。

では、それぞれ解説します。

ITツールの活用に積極的

前項でも少し書きましたが、ITツールを活用すれば煩雑な作業が大幅に効率化できることもあります。

また、情報共有も容易になるので、伝達ミスによる事故を防ぐこともできるでしょう。

今までのやり方に慣れているからと、ITツールを使わないで無駄な作業をそのままにしている会社は、作業フローの根本的な見直しにも積極的ではない傾向があると思います。

余談ですが、会社によくある意味のない作業をまとめた「仕事ごっこ」という本があるので、興味のある人はどうぞ。

印刷物だけに頼っていない

受注産業であることに甘んじず、マーケティングや技術開発などに積極的な印刷会社は生き残れるでしょう。

例えば、マーケティングを強化して、顧客の売上げアップのために、印刷物を営業ツールとしてどう利用すればいいかという提案ができる会社は業績を伸ばしています。

他にも、AR広告のように、印刷物とインターネットをクロスさせた商品を作ったり、プリント基板や3Dプリンタのような工業製品に使えるような技術を伸ばした会社は今後も残っていくでしょう。

若い人が活躍している

若い人が活躍している会社には、全体的に活力が満ち溢れています。若い人が活躍しているということは、それだけ若い社員に裁量が与えられているということでもあります。

印刷会社に限った話ではありませんが、古い体質の企業にありがちなのが、若い社員に裁量を与えず、年功序列の組織の中で、ある程度歳をとって役職についてようやく社内で発言ができるようになるという状態です。

入社当時は若くても、役職につくのが30歳くらいだとすると、さすがに若いとは言えませんよね。若い発想を活かしたいと思ったら、若いうちから裁量を与えて活躍させなければならないのです。

専門性が高い

純粋に印刷技術を極めて生き残るという方法もあります。

印刷物は情報媒体としては落ち目ですが、物品としての価値まで損なわれたわけではありません。紙特有の質感、分厚い本の所有感などは、デジタルでは再現できないものです。

例えば、昔ながらの活版印刷を復刻して、古き良き印刷物の質感を出すことで売上を伸ばした会社もあります。

印刷物は情報媒体としては時代遅れになりつつあるとはいえ、使い方によってはまだまだ有効といえるでしょう。

印刷会社からオススメの転職先

本項目では、これまで僕が転職活動をする中で実際に書類が通りやすかった業界をご紹介します。

前項で、やばい印刷会社、大丈夫そうな印刷会社について説明してきました。

印刷業界やべえじゃんと思った人、自分の会社はどうだろうって心配になった人もいるでしょう。

「転職」という言葉が頭をよぎった人もいるのではないでしょうか。

いろいろと思うところがあるとは思いますが、基本的には今いる会社で頑張ったほうがいいというのが僕の意見です。

福利厚生とか残業代とかがしっかりしている会社なら、安易に転職するよりは会社の業績アップに貢献したほうが、失敗する可能性が低いからです。

それでも、健康的・精神的な健康に害があるレベルでひどい会社なら、今すぐ脱出したほうがいいです。

僕は現在IT企業に転職して、以前のような長時間残業やモラハラに悩まされることなく働けています。(給料は下がりましたが)

僕は印刷会社でDTPオペレーターをやっていたためAdobe系のソフトが少々使えます。とはいえ、異業種への転職はかなり苦労しました。

それでも、書類の通過率は6、7割ほどで、面接までは簡単にたどり着けていました。なので、アピール次第では簡単に転職できると思います。

書類の通過率が高かったのも、ある程度業界を絞っていたのが理由のひとつだと思います。

ただ闇雲に書類を送っても通過率は下がります。以下に、印刷業界からおすすめの転職先を紹介するので、参考にしてみてください。

  • IT業界
  • 出版業界
  • 自動車・機械関係

以下にそれぞれ解説します。

IT業界

ITと一口に言っても、さまざまな業種業界があります。特に昨今はIT技術の進歩によって、業界はかなり複雑化しています。正直、会社が多すぎて、ぱっと調べただけではどこがいいかわからないでしょう。

ですが、業界さえ絞れば印刷会社での経験は、IT業界への転職に有利に働きます。実際、僕も書類の通過率は良かったですし、IT企業で働けています。

僕が転職先として書類を送ったのは、以下の業界です。

  • WEBデザイン
  • WEBマーケティング
  • プログラマー/SE

WEBデザイン

WEBデザインは、Adobe系のソフトが使えて、それなりにITのリテラシーがあれば書類が通りやすいです。また、僕はProgate(プロゲート)というサービスを使ってHTML&CSSとPHP(こっちは実際に開発環境を利用して)勉強していたので、そのことをアピールすると面接まではたどり着けました。

DTPオペレーターやDTPデザイナーの仕事をしていたのであれば、WEBデザインの勉強は結構楽しいですし、親和性も高いので転職しやすい業界だと思います。

WEBマーケティング

WEBマーケティングは、おそらく一番転職しやすい業界です。実際、僕もWEBマーケティングの業界で働いています。
なぜ転職しやすいかと言うと、特別なスキルがなくてもできる仕事が多いからです。少し誤解のある言い方になりましたが、専門性の高いスキルよりも思考力やスキルの組み合わせが重要ということです。

僕は別にAdobeのソフトも操作ができる程度で、簡単なデザインしかできませんし、プログラミングもできません。それでも、書類はほとんど通過していましたし、複数の会社から内定をいただいて、いま働いています。

ただし、僕の場合はブログやクラウドソーシングでの副業経験があったことが大きかったと思います。

そういった経験がなかったとしても、デザイン系のソフトに理解があったり、新しい知識習得に意欲的であれば受かりやすいので、挑戦してみる価値はあるでしょう。

プログラマー/SE

プログラマーやSEも書類だけなら通りやすい業界です。すでに日本国内ではIT人材が不足しており、最も足りていないのがプログラマーやSEです。

基本的には学校で勉強した人や経験者の求人が多いですが、なかには全くの未経験を募集してる会社もあります。未経験者を採用後に研修で育てるという会社です。

僕も何度か書類が通過して面接までたどり着けたので、Adobeソフトが使えて勉強好きであれば、比較的通りやすいのではないでしょうか。

ただし、IT系の会社は面接前後に試験があります。論理的思考が問われるものが多く、実際のプログラミングに近いものもありました。SPI試験が解けるレベルであれば大抵は突破できると思うので、勉強しておくといいでしょう。

出版業界

出版業界もかなり書類が通りやすい業界です。とくに編集者の求人の場合は、印刷工程の流れを知っているとアピールできるポイントになります。

なぜかというと、まだまだ世の中には紙の出版物が多いことと、媒体が変わっても製作工程の流れを理解して動ける人材が必要とされていることが理由です。

出版社と聞くと大手ばかり思い浮かぶかもしれせんが、世の中には3,000社以上の出版社が存在しています。(2018年のデータを参照

小さい会社も見てみれば、求人もたくさんあります。それに電子書籍が好調なこともあり、マンガ業界などは売上を伸ばしているので、それに伴って求人も増えています。

スキルのない僕でも漫画の大手出版社の二次選考まで進んだことがあるので、挑戦する価値はあります。

自動車・機械関係

意外なことに、自動車・機械関係の職種にも印刷業界出身者の需要があります。

僕が受けたのはテクニカルライターという職種で、面接まで進めることも多かったですし、1社は最終面接まで進みました。(他の会社に内定が出たので結果を聞く前に辞退しましたが、多分受かってました)

テクニカルライターの仕事は、自動車や機械のサービスマニュアルを作る仕事です。ざっくりいうと、わかりやすい説明書を作る仕事ですね。

基本的にテキストを書く仕事になりますが、会社によっては一人でAdobeソフトを使ってイラスト作成やレイアウトまで担当することもあります。印刷業界経験者が有利なのはこのためです。

海外向けのマニュアルを作ることもあるので、英語能力が身につくこともあります。また、大手のメーカーが取引先であることがほとんどなので、そこそこ給料も多めです。

一方で、電子化やCGによって将来的にはなくなる可能性もあると言われているので、稼げるのは今だけかもしれません。

印刷業界からの転職にオススメの転職サイト

さて、印刷会社からのオススメの転職先を書いてきましたが、転職するならなんだかんだ転職サイトを利用するのが一番です。

実際、僕自身、転職サイトを利用して転職しています。(ヘッドハンティングされるだけの実力がほしい…)

以下に、実際に僕が使っていた転職サイトを、体験談を交えつつ感想を書いていきますので参考にしてみてください。

レバテックキャリア

レバテックキャリアは、ITに特化した求人サイトです。特に印刷業界からの転職者でも通用しやすいWEBディレクター、WEBマーケティングの求人が充実しています。

また、年収アップを狙える求人も多くあるため、いまの年収から落としたくない、キャリアアップを目指したいという人にもおすすめです。

印刷会社のスタッフに必要とされる、スピード感、正確さ、スケジュール管理能力をアピールできれば、WEB関連職に転職することは容易です。

僕もWEB系のスキルはからっきしでしたが、書類の通過率は5割程度あったので、転職活動中はDTPとWEBの相性の良さを感じていました。

いきなり業種を変えるのは不安かもしれませんが、印刷会社にしがみつくよりはまず相談してみることをおすすめします。

【メリット】

  • WEB・IT系の未経験者採用に特化している
  • 未経験からでもクリエイティブの経験があれば転職を狙える
  • 年収アップを狙える
【デメリット】

  • クリエイティブ職の経験がないと厳しい
  • レベルの高い求人が多い
  • 大手と比べると求人数が少ない
「レバテックキャリア」はこちらから

ウズキャリIT

ウズキャリITは、ITエンジニアやWEBデザイナーの求人に特化しており、印刷業界からの転職でも通用する求人が豊富です。

また、未経験からのIT転職を支援してくれる頼もしいサービスを提供しています。

Adobe系のソフトを使えれば、WEBデザイナーへの転職は比較的容易です。 WEB業界は基本的に人手不足なのでポテンシャルに期待されて採用される可能性が高いのが特徴です。

実際、僕もそこまでスキルのある方ではありませんでしたが、現在はWEBディレクターの仕事をしているので、制作現場での実務経験があればWEB系の制作現場でも十分に通用する可能性があります。

特にWEBディレクターやWEBマーケティングなどの職業はコミュニケーション能力が重視される傾向にあります。 スキルが無いからと言って諦めずに、まずはキャリアアドバイザーに相談してみるといいでしょう。

【メリット】

  • WEB・IT系の未経験者採用に特化している
  • ブラック企業を排除している
  • 学習コンテンツが充実している
【デメリット】

  • 29歳までの年齢制限がある
  • 大手と比べると求人数が少ない
  • 登録手続が面倒
 

30代でも諦めたくない人は「ウズウズカレッジ CCNAコース」へ

「ウズウズカレッジ CCNAコース」は未経験からインフラエンジニアを目指せるITスクールです。

インフラエンジニアとはネットワークやサーバといったITに欠かせない裏側のシステムを作る仕事で、DX(デジタルトランスフォーメーション)や5Gの普及が進むこれからの時代に欠かせない仕事です。

WEBデザインのような華やかさはありませんが知識と厳密な仕事が求められるため、ミスの許されない正確さや迅速な判断力を求められる印刷業界出身者に向いている仕事と言えます

スモールステップで確実に知識とスキルを身につけられるうえに、資格取得を目指すことができるので安心です。

ITスクールなので残念ながら無料ではありませんが、未経験からIT業界を目指したい人にとってはおすすめできるサービスです。

「ウズウズカレッジCCNAコース」はこちらから

DODA

DODAは年収が高い求人が多く、求人数が多いのも特徴です。

僕自身、一番使用頻度が高い求人サイトで、過去に2社、dodaから応募した会社から内定をもらっています。

求人ページの情報が充実していてテキストも読みやすいので、会社の雰囲気や仕事内容について個人的には一番わかりやすいサイトだと思っています。

オシャレな雰囲気の求人が多く、実際面接に行ってみると本当にオシャレな会社が多いです。

クリエイティブな環境で働きたい人にはおすすめですね。

【メリット】

  • 年収が高い求人が多い
  • レベルが高い仕事が多い
  • エージェントがマメに連絡をくれる
  • 積極的に面接などのサポートをしてくれる
【デメリット】

  • 自分のレベルに合わないハイレベルな求人を紹介されることがある
  • 電話の連絡が多めでめんどくさい
  • メールが地味に使いづらい

リクナビNEXT

言わずとしれたリクルートが運営している転職サイトですね。

大手の求人が多く、サイト内のコンテンツも充実しているので、転職の役に立つことは間違いありません。

求人数も非常に豊富で、ときどきすごくマイナーで優良な求人も出ていたりするので、欠かさずチェックしていました。

個人的には一番多く出版系の求人が掲載されている印象がありますね。実際リクナビ経由で出版社の面接に3回ほど行きました。

【メリット】

  • 求人数が多い
  • 出版系の求人が多い
  • 年収高めの求人が多い
【デメリット】

  • 基本的にサポートがない
  • たまになかなかのブラック求人がある
リクナビNEXTの公式サイトはこちらから

おわりに

この記事は、個人的な感情や偏見を込めまくって書きました。

できるだけフラットに書いたつもりですが、節々に私怨がにじみ出ているので華麗にスルーしてくださると幸いです。

僕自身、いまは転職できて気楽に働けていますが、印刷会社に勤めていたときは結構しんどいことが多くて大変でした。

若いうちはいいですが、歳をとるときつい仕事を体力でカバーできなくなってきます。将来的に仕事が楽になる可能性が低い会社に勤めているのであれば、すぐに逃げ出すことをおすすめします。

本記事が、印刷会社やばいかもと思っている人の役に立てば幸いです。

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